てんつくマン日記

五木寛之さんへ、若造軌保博光より 五木寛之さんへ、若造軌保博光より
2002年7月23日
(写真)長谷川さんと加藤さん。

今日は長谷川さんとのトークライブ、途中から長谷川さんの師匠の加藤さんも途中から入ってきて下さって爆笑トークバトルとなっていた。加藤さんの話を聞いてハレルヤ洋子号泣。そうそう、びっくらこいたのが、北海道の函館から札幌を一緒に自転車で走った荒谷がいたことだ。アメリカ武者修行を終え帰ってきたようだ。
さて、今日、ここで書きたいのは、大作家五木寛之さんについて。
新聞を買ったら、五木さんのコラムが書いていた。読んで正直なところぞっとした。
読み終えたあと、エネルギーが下がった。
自分で選んで僕は生まれてきたわけじゃない、でも僕は生きている。生まれてきた以上生きていくしかない。というのが、五木さんの考え方。
読んでいて五木さんの疲れがこっちにやってくる。
五木さんの辛さやむなしさがこっちにまでやってくる。
そんな五木さんの本は100万部以上、売れることがある。
ここに今の日本が象徴されている。
「そうだよな、与えられたところで生きて行くしかないよな。」
そう思う人がいっぱい増えるわけだ。
「やりたいことをやる、そんなの甘い奴のいうことだよ」と思う人が増えるわけだ。
大学生なんかにこの五木さんの本を与えたら、自分のワクワクする心を止め言い訳をいっぱい見つけそうだ。
確かに与えられたところで生きてゆくしかないかもしれない。
ある意味そうかもしれない。でも、考え方によって同じことをしていても、楽しかったりするものだ。喜びの気持ちでやれば、どんどん人生は楽しくなる。
正直なところ、僕はショックだった。
前略、五木寛之様
あなたが作家を続けているモチベーションはなんですか?
あなたは最近、汗を涙を流しましたか?
あなたはしびれるぐらい素晴らしい人といっぱい出会ってますか?
死ぬほど笑ったり、死ぬほど泣いたりしてますか?
あなたは自由など本当はないという、しかし、自由はあります。
それは、一人一人の心の中にあります。
あなたが自由はないと感じるのは、あなたの中に自由の発想がないからだけだと思います。
小生意気な小僧な私ではありますが、あなたには一度筆を置いていただきたい。
そして、五木寛之という名前を一度捨て、一人の人として、旅に出るなどして、自分の中に自由を見つけてほしいと思います。
僕は日本を三周して、本当に人の素晴らしさ、人生の素晴らしさを知りました。
生まれてきたのは、自分で決めたのか、どうか、そんなことはさておき、人生の素晴らしさ、生きる素晴らしさをもっと、いろんな人に伝えてあげて下さい。
あなたがどんなにつらい思いをしたか、どんなに汚いものを見てきたのかは、僕には分かりません。しかし、ハッキリと僕は経験の中から言わせてもらいます。苦しみや悲しみの傷は喜びという光で埋めてゆけます、過去は変えることは出来ないけれど、過去の傷を今、埋めることはできます。本当の喜びを感じたとき、過去の痛みは忘れるものです。
軌保博光魂込めてあなたにこの言葉を送ります。
「人は素晴らしい、人生は素晴らしい、そして自由は強い愛の中にある」
影を見せることによって光が見える。
確かにそうですが、もうそろそろそのやり方は終えられていいと思います。



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